「内部監査」

「内部監査」

11月18日(月)

 今週も始まりました。今週も調整日からのスタートです。受注の関係で明日も調整日です。そんな時代ですから、先ずは必要のない支出を減らすことが重要です。今朝の早朝会議で先週綴った材料の確保が出来ていなかったという件、詳細は少し異なっていたということを聞きました。関係者の皆さんにはお詫びをしたいと思います。一方で結果としては生産コストを上げているわけです。真の原因がどこにあったのかしっかりと検証して進めるべきです。自責で考えると知恵が出る。他責で考えたら愚痴が出るのです。自責(常に自らの責任)として課題を観る癖が大切だと思います。社長を15年してきました、リーマンショック、タイの洪水、尖閣問題、コロナショック、振り返ると追い風など一度もなかった気がします。唯一追い風になるはずだった時には、材料価格の暴騰が重なり、働けども儲からずの最悪期にしてしまったのですが、結果的には大変な時期を皆と一緒に乗り越えてきたと思いま。故に、このタイミング社長を変わろうと思ったのです。政治でもそうですが、多選は組織を悪くすることは歴史が物語っています。首長選挙では3期が限界と言われるのは、16年という期間は30歳の職員が46歳になる。40歳は56歳です。その間トップが同じでは人の好き嫌いもそのままになってしまいます。何よりも人が考えなくなっていくのです。「自責」わかっていてもついつい、「言われたことだけする」になっていきます。その方が楽なので。人間とは一般的にはそうした生き物です。当事者意識を常に持つことが必要です。過去、これだけの「大変な時期を乗り越えてきた社長だから、その言うことを守っていれば大丈夫。」それでもいつか私はいなくなります。また、綴っているように皆が自責で考えられるようになった組織は非常に強いものです。今朝の朝礼でも話した通り、この先は淘汰の時代が始まります。今以上の更なる難局を超える必要があるのです。他責では絶対に乗り越えられないものがあります。故に、今一度今回のケースを振り返って欲しいのです。真の原因がしっかり伝えられていないことは大きな課題だと思います。成長するには、結果を残すには、課題を明確にし、解決することこそが重要なのですから。

 本日は社長として受ける最後の内部監査の日でした。如何にトップマネージメントが展開されるのかをしっかり聴いてもらう素晴らしい機会です。新社長にも大切にしてもらえたらと思うところです。設備投資のタイミング、お客様へのサービス(喜びの提供と私は捉えています)について、人財の確保、様々な面からの質問を貰いしっかりとお答えすることが出来たと思います。次回からは新社長が対応することになります。どんな立場になろうと、「自責」で考えて、知恵を出し合って皆で未来を構築していって欲しいと思います。

 さあ、今週も頑張っていきましょうね。内部監査を担当してくれたお二人に感謝します。準備をしてくれた事務局の皆さん、本当に毎度お世話になってきました。15年間有難うございました。

社長 松原 史尚

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