「計画監査」

「計画監査」

2月27日(月)

 今週もはじまりました。皆さまにとりましても素晴らしい一週間になる事をお祈りしています。

 さて、今週は来期の各部門の方針を監査承認する計画監査からスタートしました。私は事前に部門長とは密な打ち合わせをさせていただいているので、大きな変更なく決定されています。過日にも紹介させていただきましたように、今回は部門長の独断でなく、実際に取り組んでくれる管理職・係長さんたちも含めて計画を立てるようにお願いしており、内容も現場での目線がしっかり活かされて良いものであったと思います。それでも、PCの画面上での確認でなく紙面でしっかり見ることで見えてくるものもあります。また、私以外の役員他部門の部門長さんには始めてみる内容でもあり、意見も多く寄せられました。

 私からの依頼は2点のみお願いしました

1.結果にこだわること

 空前のインフレが進んでいます。その中で、来期に向けて年間1億に近い金額の費用を投じて、賃上げと更なる働き方改革推進のための費用としていきます。これらの費用は、売上計画を筆頭に確固たる利益計画により決めたことです。それが計画通りに行かないとなると大変なことです。しっかりと計画遵守で進め、狙った結果を確実に出すことが重要です。賃上げは、今年一年の話ではありません。来期も確実に進めていくためにも重要であるとお願いいたしました。

2.方針管理に取り組む人を増やすこと

 これまではこうした計画に取り組んでいる人は限られた人でした。しかし、来期更なる賃上げが出来る数字を出していくためには絶対に結果を出さなければなりません。そのためには、計画を確実に進めること。そして、そのためには計画に取り組む人の数を増やしていくこと(手を増やすこと)が大切です。そのために方針、計画を決める段階から管理職、係長さんにも加わってもらっています。重要実施事項に、充填担当者を設け、その人が中心になって取り組んでいただく。幸いに、昨年までの大きな設備投資などを通して多くの人材が育っています。また、新たに入社いただいた皆さんにも非常に優秀な逸材がたくさんいます。こうした多くの手を借りて計画を進めてくれるようにお願いいたしました。

 ②への取り組みを通して、達成感(自己実現)、責任感(承認感)も生まれ、こうした社員さんが一人でも多く出現することで、社員満足の向上につながっていくと考えます。また、こうした結果を出し続けることで収益性の向上にもつながり更なる分配へと導きます。このことも社員満足の向上につながっていくと思います。こうして目標への取り組みが好循環となって、更に社員さんの満足度の向上につながっていけばと願うところです。

 大切なことはしっかりと反省をしていくことです。今年度一年に起きたトラブルや計画通りに行かなかったことをしっかり検証して何が原因であったか、抑えるべき変化点はどこであったかをしっかり認識して、反省し、次に生かしていくことが大切です。今日も土曜日に実施した修繕箇所が完全でなかったようです。朝から工場の稼働が停止しています。どこが問題だったのか、より完全にするためにはどうするべきだったのか。しっかりと検証して、その検証を財産にしていく。継続的に成長できる集団になるために、反省をしっかり進めることを今期の内に進め、来期はそうした認識高い集団になっていくことをお願いしました。それが来期計画通りの結果を確実に出す一番の近道であると思います。

 みんな頑張ろうね。追い風は吹いていますっから、しっかりと風に乗っていきましょう。

社長 松原 史尚

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