「経営方針書 作成着手」

「経営方針書 作成着手」

3月9日(木)

 本日から経営方針書の作成に着手をしました。経営基本方針書をベースとして方針書を作成し、新年度には社員さん全てに配布するものです。経営の基本方針を作成し、社員さんに配布してから僅かの間に大きな変化が起きています。それは外的な要因もあり、内的な要因もあります。いずれも経営数字をネガティブにすることばかりです。正直なところ、このような事態が起きるとは微塵も思っていませんでした。

幸いに様々な準備をしていましたので経常利益的には予想を上回って確保できているのですが本業の通知表営業利益が大きく下がってしまいました。

  1. 受注の急激な落ち込み (20%レベル)
  2. 新規導入設備の能力低下
  3. 設備トラブル多発

 本来から言えば、大変な事態ではあるのですが、常についているマツバラが何故方針を作成するタイミングでこのようなことが起きるのかと考えると、結果として「良かった」と思えることばかりです。このトラブルが来期スタートして起きたのであれば、軌道修正をする必要がありますが、方針書の配布前なのです。この逆風の中でも先ずは今月しっかりとした数字を上げる。その上で、来期どのように経営を進めていくのかしっかり形にすることが出来ます。そして、「我に策有り」です。むしろ気づいていなかった将来への成長のシーズがしっかり見つかりました。本当にこの時期で良かったと思います。現状は来期の方針を各部門、各係でも作成している時期です。明日から3日間①~③についてもう少し詳しく触れて、同戦略を進めるのか記したいと考えます。各部門長は、先ずは現状を如何に改善するかしっかりと自身でも考えてください。

 そうそう今日は大きな荷物を持って電車に乗りました。混んでいましたので網棚に載せたのですが、降ろすときに少し手間取ってしまいました。すると周りにいた20代であろう若者二人が降ろしてくれたのです。本当に助かりました。でも、「time flies」ですね。時はあっという間に過ぎていきます。トンネルに入り自らの顔を見ると頭は「真っ白」です。年を取りました。四苦八苦の一つ老苦を一言で言うと「昔出来ていたことがだんだんと出来なくなっていく苦しみ」なのだと教えていただけた方がおられます。まさにその通りだと思います。しかし、こうした状況で即座に応援してくれる若者たち、日本はすてきな国ですね。この国に生まれて本当に良かったと思います。

社長 松原 史尚

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