「東京出張」

「東京出張」

3月30日(木)

 本日のメインの目的は岐阜県選出の国会議員の政治経済セミナーに参加することでした。国会議員の先生の勉強会からは多くのことを学べることが多いです。多くは、時代の流れを掴むことが出来る内容ですが、昨年になって出席を始めたこの先生のセミナーは現実的に目の前で起きている内容を把握(理解)できる多くの学びがあります。今回のセミナーの内容は「道路などインフラを取り巻く最近の話題」と題した内容でしたが、なんと資料が90枚を超えて存在します。講演時間は僅か55分ですから、1枚に2分が費やせない計算です。講演者は国土交通省の技官様でしたが、東京大学出の官僚様です。流石という手際の良さで説明を進めていき、しっかりと時間内に終わることが出来ました。予算状況、インフラ整備に求められるもの、インフラを支える側の課題について話されましたが、「100年に一度」「未曽有の」「想定外」という表現の災害が毎年どこかで起きる事態の中でのインフラ整備の進め方とその優先順位について理解することが出来ました。多くの参加者たちは、公共工事関係の人が多く、この先の受注に向けた考え方も学べたのだと思います。またこうしたインフラ整備の現場で働く人たちの環境についても話がありました。製造業はかなり大変な環境と思っていましたが、平均的なインフラ整備関連事業と比較すると良い環境にあると感じました。セミナーの中で、この先進めなければならない「働き方改革」としての方向性、マツバラは既に全て実現できている内容でした。戻りますが、90枚を超える資料を55分でまとめていく官僚様のプレゼンの進め方は極めて学ばせていただけることがありました。プレゼン資料は読むので眺めること、そしてその内容を完全に把握しポイントを話していくこと。素晴らしい限りです。

 さて、今回の出張ではもう一件訪問をしてきました。セミナーはご挨拶など含めても90分程度、そのためだけの東京では非常に勿体ないので、必ずもう一件は最低何かをするようにしています。ということで今回の訪問はアジアコミュニティセンター21(ACC21 )へ訪問してきました。

 ACC21に最初に出会ったのは2004年青年会議所の委員長をしていた頃、ACC21の代表理事の伊藤先生が、私が担当する地球市民財団という団体の理事をされていたというご縁でした。その後、青年会議所を卒業後も地球市民財団の評議員として残った私はACC21の活動を支援する機会に恵まれました。その時は、フィリピンでマイクロファイナンスを進めるNGOの支援をACC21がしており、微力でしたがACC21を支援させていただく担いを頂戴しておりました。結果的に、この担いも後輩たちに渡していきましたが、本日の訪問でACC21 が支援した団体が現在では大きく成長していることを聞かせてもらうことが出来、とても幸せな気持ちになりました。

 本日ACC21を訪問させていただいたのは、こうした昔話をするためや表敬訪問のためではなく、フィリピンのストリートチルドレンを支援する活動が出来ないかと考えたためです。いつかのブログで、青年会議所時代にスモーキーマウンテンの支援や、そこから端を発した民族舞踊団の支援をしたことを綴りました。また、昨今次亜塩素酸関連ビジネスからフィリピンの人と良い人間関係が構築できたこと、そのご縁で今年から実習生をフィリピンから採用することにしたことも綴ったことがあります。そして、昨年末にこの実習生の面接でフィリピンに行った折に信じられない数の「ストリートチルドレン」を目の当たりにしました。この先、フィリピン人の実習生を採用していく中で、こうしたストリートチルドレンを支援していくプログラムが出来ないだろうかと漠然と考えていました。その折に、昔のご縁でACC21から活動を報告を頂戴し、同団体がストリートチルドレンを支援する活動を進めていることを知ったのです。今日はまだまだ思いの交換程度ですが、SDGsというコンセプト、そして日本の人手不足という現状とストリートチルドレンに対する課題を上手く組み合わせることで、何かしらの大きな動きが作れるのではないかと思いました。

 

 日本国内で、寂しい話ですが技能実習生を奴隷のように使用する企業がいます。それにより日本を嫌いになる人が増えているというのは残念な話です。ほとんどの企業がそうではないのは当然なのですが、こうしたエネルギー溢れた労働力を借りることを通して、今なお存在する貧困への課題、そして貧困故に起きる教育、ジェンダー、環境などの課題を解決していくようなことが出来るのではないかと考えています。こう考える背景として青年会議所時代の思いがあります。日本青年会議所(JCI)のスポンサーJCIはJCIフィリピンなのです。戦後の復興の中でJCIが果たした役割は非常に大きく、敗戦国日本が国際青年会議所に加盟できたのもJCIフィリピンのおかげなのですつまりフィリピンは日本の発展の恩人であるのです。そして、私は多くを青年会議所で学びました、今の私があるのはJCIのおかげと思っています。こうしたご縁を感じつつ、こうした活動を行うことで一人でも多くの日本ファンをつくり、そしてマツバラが掲げる地球満足の一助になればと考えているのです。まだまだ小さな力ですが、少しずつ仲間も増やしていきたいと考えています。良い出張になりました。

社長 松原 史尚

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