「おそうじパワーアップ活動中間報告会」

「おそうじパワーアップ活動中間報告会」

11月1日 (月)

当社では、環境整備を経営の根幹として位置づけ、「おそうじパワーアップ活動」と名付けて展開をしています。

既にこの活動は10年に渡り継続されています。各職場ごとにおそうじ活動に取り組みその成果を年に2回発表します、その上半期の発表会が本日行われました。

今回の発表会でこれまで活動と比較して大きく活動が進化したと感じたことが2つありました。

  1. 自部署を飛び越えて、他部署との連携で活動が進められたこと
  2. 経営方針を受けた部門の役割を果たすことをそうじ活動と連動して活動する部署が増えたこと。

職場は必ずどこか部署の隣り合わせで存在します、これまでは責任の押し付け合いであった感がありましが、今回はその近隣部署との連携で活動が進められていました。

これは、大変に素晴らしいことです。おそうじに限らず、業務でも近隣部署とは関わっていることが多く、そうじの活動を通じた協力が業務でも行われるようになってきたのです。

また、部門の役割をそうじ活動と直結させるとでも、大きな成果を上げました。自部署の故障の頻発個所を徹底的に掃除することで、故障の頻度を大きく下げた事例や、不要金型を徹底処理して段取り替え速度を上げた事例、部品や備品の整備を徹底して行うことで、発注量やロスを徹底削減していった事例、またこうした成果を金額換算して発表して来る事例も目立ってきました。

また、今回過去10年で一度も起きなかったことも実現できました。毎月おそうじ委員が各職場を回り、気になった点を指摘し期限を設けて改善依頼書を出すのですが、その期限が全ての依頼書に対して守ら完了させることができたということです。

この当たり前のことが10年出来なかったのです、必ず月に1件程度、どこかの部署が遅れる。最近では、提出は遅れてなくても対策が完成していない、評価△というところまでは進化していたのですが、今回は△すらありませんでした。

これほどの成長をすると結果は必然的についてくるものです。ISOの活動を始めて、こちらは約20年、一度も達成できなかった品質目標を今月達成したのです。

そうじは全ての基本であるとはよく言ったものです。本当に良い会社になってきました。

今日は講師の先生も言われていましたが「鳥肌が立つほど感動した」、私も同じ言葉を使いたいです。

素晴らしい一日になりました。皆さん、本当にありがとうございます。

社長 松原 史尚

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