「安全宣言」

「安全宣言」

 2月27日(火)

 当社では毎日朝礼の前に安全宣言を唱和します。あいさつ運動の成果もあり、最近は非常に大きな声で唱和してくれるようになりました。嬉しいです。

 以前は3つくらいを安全委員が選定し、毎月宣言を変えて1か月間唱和をするようにしていたのですが、掲示場所が高いところにあり掲示してある宣言文を変える行動が不安全になると考えました。そこで、委員で話し合い、大切だと思う内容を5つ選定して恒久的な看板として掲げるようにしました。

 実は5つというのにも意味(思い)があります。それは二度と土曜日に全体が集まって朝礼するような機会は持たないということです。土曜日・日曜日は絶対に休むという決意でもあります。そして、月曜日から毎日金曜日まで一つずつ唱和するようにしました。

 昨日の早朝会議でリフトについての報告がありました。新しく発注をしたフォークリフトはインターロックがあってシートベルトをしないとエンジンがかからない仕組みになっているとの話でした。フォークリフトによる大事故はほぼ100%シートベルトの未着用によって起きますのでそのシステムは非常に素晴らしいと思います。一方で、現状にはこの仕組みはないわけであり、徹底する意味も含めてフォークリフトを題材に、5つの安全宣言について朝礼当番であった昨日話してみました。

1.安全規定を守り、ゼロ災害を達成します(月曜日)

リフトに乗るときには絶対にシートベルトをする。というのは安全規定であるべきです。事故が起きたら大きな事故になるか、小さな事故で済むかはシートベルトをしているかいないかで決まるのですから。規定を守ることでゼロ災害は生まれるのです。逆に規定を守らないことで事故は起きるのです。肝に銘じたいですね。

2.操作ボタンを押す前に必ず安全を確認します ヨシ!(火曜日)

リフトのエンジンをかけること自体が操作ボタンですね。その前に、身を守るためのシートベルトを着けることこそが最初にするべき安全確認ですね。

3.ヒヤリハットはすぐ改善します ヨシ!(水曜日)

リフトを使用する本人は当然として、周りにいる皆さんもシートベルトを着用せず運転している人を見たらヒヤリとしなければなりませんね。ベランダに上っている赤ちゃんを見てハットしない人はいないでしょう。そして助けを呼んだり、その家まで行って伝えたりするのではないでしょうか。それは落ちたら死んでしまうと思うからです。シートベルトをしないで事故をすると大きな可能性で死亡事故になります。ヒヤリハットと感じたら直ぐに改善するのは当然ですね。

4.服装・保護具を正しく着用します ヨシ!(木曜日)

フォークリフトにとっての保護具はまさにシートベルトでありヘルメットです。高所作業をするならば安全帯です。決められた服装で保護具を着用して作業をすることが大切ですね

5.不安全行動を見たら注意します ヨシ!(金曜日)

中でも大切なのは⑤です。シートベルトをしていない人がいたら気づいて人が厳重に注意する。それが出来る会社が良い会社なのです。

 フォークリフト一つの事例でも月曜日から金曜日までの全ての安全宣言が大切だとわかります。そしてそれはリフトの運転に限らず、全ての作業で同じことが言えるはずです。本当に良い会社になり、皆さんのおかげで会社は急成長をしていますが、礎にあるのは絶対に「安全」です。この礎が崩れたら全てが崩壊するのです。今一度肝に銘じて、5つの宣言常に意識して行動していきましょう。

安全 ヨシ! 安全 ヨシ! 安全 ヨシ!


社長 松原史尚

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