「おそうじパワーアップ活動年間発表」

「おそうじパワーアップ活動年間発表」

 4月15日(月)

 今週も始まりました。今週はおそうじパワーアップ活動の年間発表からのスタートです。世界中様々な企業を訪問させていただいた経験上、素晴らしい会社には例外なく二つの共通事項があります。①環境整備が徹底されている。②心のこもった挨拶が出来ています。ということで当社では経営の根幹に「おそうじ活動」を置いています。そうじに漢字を使用していないのは、単なる掃除というものでなく、経営を行う上での全ての基本がこの活動にあると感じているからです。そして「そうじ」には力がある。そう確信しているからパワーアップ活動と名付けています今回の発表会はまさにそう感じさせてくれるものでした。既にこの活動は14年目に入っています。今回の発表は間違いなくその中で最高のものでした。発表のスキルは勿論ですが、その内容が伴っていなければなりません。その内容が「半端ない」という表現が適切なのかは解りませんが、大変に素晴らしいものでした。何度かブログで綴っていますが、心とは時間だと思っています。鋳物工場は「炎と埃」の産業であることは間違いありません。しかし、その中で心を込めて職場を奇麗にしていってくれる社員さんたち、その心(時間)が伝わってくる内容でした。従って、必然的に成果も出てきます、その結果、安全性が増しています。生産性が上がっています。小ロット多品種という分野に乗り出して5年以上が経過しています。付加価値が高い分、手間も増え、難易度も上がっています。しかし、その中でも生産性を落とすことなく、むしろ昨今では継続的に高くなっています。良品率も大きな変動なく推移させています。「そうじには力がある」まさに実感をさせてもらいました。

 発表の中で、時折身体がしびれ、胸に熱いものがこみ上げてくることがありました。社員の皆さん、本当に有難う。心から感謝しています。

 昨期の大きな成果の背景には、テーマを「安全」と絞ったことが大きかったと事務局の皆さんも感じているようです。今期のテーマは「快適さの追求」、そうじの大きな目的は①安全性の向上②生産性の向上③快適性の向上と言われます。その最後の目的にいよいよ今期から取り組んでくれます。「当たり前」の価値観を捨てることで、大きな改善が生まれると言われます。是非劇的な「change」を進めて見てください。皆さんの、大きな更なる成長を楽しみにしています。きっと出来ますよ、皆さんならば。

 皆さん、本当に1年有難うございました。「感動しました」。そして今週もどうかよろしくお願いします。

社長 松原 史尚

事務系金賞:鋳造技術係

現場系金賞:設備保全係

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