「各務原商工会議所 一般工業部会 繊維工業部会さんが見学に来ていただけました」

「各務原商工会議所 一般工業部会 繊維工業部会さんが見学に来ていただけました」

11月11日(金)

昨日になりますが、商工会議所の皆さんが見学に来ていただけました。

補助金をうまく活用して、売り上げを向上している会社を見学しに行こうというお誘いの案内が私の所にも来ていました。確かに、その通りです。たくさんの補助金(税金)を頂戴しました。頂戴した税金を活かして、社会に役立っていく覚悟です。一方で、経営者としては、補助金を獲得するということは非常に大切だと考えます。我々のような中小製造業にこれほど大きな補助金が出ることはほとんどありません。しかし、現在のコロナショックのような社会的な一大事の折には景気の立て直しのために歴史上大きな補助金が必ず出てきています。最近の新しいところでは、円高が著しく進み大不況になった折にも円高補助金なるものが出ました。従って、先日も書きました最悪期の投資が補助金を活用してできるのです。私が経営計画書に補助金を活用した大型設備投資を常に載せるようになったのは10年近く前のことです。そしてその時が来たと言うことです。しかし、補助金はバラマキではありません。景気をテコ入れすると同時に社会の課題を解決していくトレンドをしっかり捕まえておくということが大切です。そして現在のトレンドとして、社会の多様性(小ロット・多品種)とそこから生まれる日本のレジリエンスの向上、環境(カーボンニュートラル=CN))に向けた取り組みと捉えて、その分野を強化し結果として生産性を向上していくための設備投資を補助金を活用して進めていったというのが当社の戦略でした。結果として多くの補助金を頂戴し、設備投資を進め生産性の向上を通した売上高の向上が図れていることは間違いありません。しかし、重要なことは補助金を拠出する側(国、県)が求める案件、つまり補助金の活用により公共の福祉のためになるパフォーマンス(レジリエンス向上・CNへの貢献)が出せるかどうかということだと思います。見学会では、その点も説明をしました。そして、こうした申請は、行政書士さんに頼ることなく、全て自社で申請書類も書き上げます。当社の社員さんは本当に頼もしい限りです。逆に言えば、誰かに頼るのでなく、自らプレゼン資料がかけるほどの計画であるから、申請が通るのだとも思います。

現在、インフレの時代の中で全てのコストが上がっていますが、それら全てをお客様に価格転嫁するようではいけないと思います。自らの自助努力、それは設備投資による品質、生産性の向上もですが、小さな改善を積み上げることでのコスト低減活動を進めることも重要です。

こうしたコスト低減活動の根幹になるのが5Sの活動であることもお知らせしました。その意味で、今回の見学会はおそうじ活動の中心となっている30代の係長、入社2年目の若いスタッフに案内を進めてもらいました。本当にうまく説明をしてくれており、頼もしく感じました。そうじを進めることで、故障の回数が減ったり、品質の向上が見られたり、多くの不随効果も説明することが出来ていました。写真やボードも活用したすばらしい案内でした。

見学者の皆さんにはなかなか1600℃を超える鉄が溶けて流れ落ちてくる光景を見ることはないと思いますし、鋳物は埃と炎と作業環境の中でのおそうじ活動というギャップにも関心を持っていただけました。また、おそうじ活動が社員さんの定着にもつながっていることもお話しさせていただけました。超人手不足の中で、こうした活動を通して採用活動が進んでいる点も不随効果としてあることもご理解いただけたと思います。

新しい設備も職をも問える人たちに安心感を与えます。転職の理由の一つに、老朽化した設備がいつまで経っても更新できない企業体力のなさを上げられる人が多いと聞きます。

見られることで、社員さんのモチベーションも上がります。もしも、このブログを読まれている方で、見学を希望される方は是非ともいらしていただけたらと思います。

その他にも、「鋳物工場は臭いものだと聞いていましたが、マツバラさんは臭いませんね、何かされているのですか」といった質問もありました。流石に、工業部会の専門家たちと感じる多くのディスカッションが出来ました。こうした、社員さんたちが研究して改善したことを聞いてもらえることは社員にとっても嬉しいことです。このテーマでは、先週特許申請もしています。

見学に来ていただけました、各務原商工会議所の皆さん本当にありがとうございました。また、個別での訪問もお待ちしております。今日も良い日になりました。

社長 松原 史尚

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