「製造元気PJ」

「製造元気PJ」

5月18日(木)

 今月をもって製造元気プロジェクトが一区切りをします。2020年、思えば新型コロナウイルスとの共存の始まりがこのプロジェクトでありました。

 ご指導いただく酒井先生との間で目指した方向性、解決するべき当社の課題の一言集約は次の通りです。

マツバラの問題のひと言集約

・経営成果を生み出す方程式 「経営成果=A)一体感 × B)独自性 × C)社員の能力発揮」のうち B)は◎。A)C)が課題

・C)のための自燃に人が育つ基本的な環境(理念型経営)は整っているが、 実践者は一部の人財に止まる

・A)に何らかの課題が有る ・村瀬部長、丹賀沢部長、松原工場長(当時)のチカラでA)を高め、 C)を発揮する自燃型人財を育成したい その過程で3人の「任せて手放すリーダーシップ力」を高めていく

 リーダーには個性があり、皆それぞれ成長の仕方は異なりましたが、3人の成長がこの3年間の会社の成長をけん引してくれたと思います。

 過去においては、生産管理、溶解、工場管理、造型(砂処理)、処理(検査)加工・検査等それぞれが係方針のもと個別に努力をしていましたが、ここに来て内容が係の枠を超えて、製造現場としての全体の課題を眺めた手が打てるようになってきました。

 例えば、生産計画は、ただ自分たちが欲しいものだけを造るのでなく、現場の造りやすさも意識した計画が組めるようになりました。現場もトラブル時には生産性だけを意識し、造り易いものばかりを生産していましたが現在ではトラブルを回避しながらも必要なものを生産するようになってきました。その結果、在庫は山ほどあるのに僅かなトラブルで即刻休日操業になるような在庫の持ち方でありましたが、現在では5日緊急事態で停止しても休日操業にならないような在庫の持ち方が出来ています。

 この内容はほんの一例に過ぎないほどたくさんの成果を一体感(組織間の共同施策)が成し遂げてきまいた。つまり、当初目指した目的は果たせてきたと感じています。そこでマツバラ元気プロジェクトは第2ステージに入っていこうと考えます。

 現状の課題は、最前線でこうした改善活動を進めてくれている職制たちが「楽しそうでない」こと。責任感、使命感として取り組んでくれ成果を残してくれており、コロナ禍という大変な時代にマツバラが大きく成長できた原動力になってくれたことは間違いないと思います。しかし、マツバラの潜在能力はまだまだこんなものではないと思っています。「やらなきゃいけないからやっている」から、「自ら考え行動して自燃型で取り組み、その境遇が楽しめる」そんな人たちが集う会社にしていきたいと考えています。

 「教育とは経営の最悪期にこそするもの」、亡くなった父の持論でしたが、まさにそんな3年間であった気がします。この3年成長した3人がリーダーとなって製造現場の最前線リーダーとし、係長さんたち全てを受講者とした第2クールが始まります。目標は「係長が部長3人とマツバラの未来のあるべき姿を共有し、自らが楽しみながら未来をつくれる集団になっていく」こと。

 成長するには意識だけではダメです。成長のための手法を学ぶことも大切なこと。また、世にあるたくさんの成功事例を見聞きすることも大切です。酒井先生と共有して数多の学びの機会を提供していこうと考えています。係長さんたちには、たった一度の人生が思い切り楽しめる人になって欲しい、そしてその結果がマツバラの成長と仲間の幸せ、それぞれの家族の幸せへと繋がっていくものにして欲しいと思います。その先に、必ず「圧倒的社員満足の実現」「最高級の顧客満足の創造」「具体的地球満足の実現」、この三方良しが存在するのだと思います。

 ご指導いただいた酒井先生には心から感謝いたします。3年で部門長、そしてその先は未来の部門長の育成へと舵を切る。まさに思い描いた通りの時間が過ごせました。この先、係長さんたちの成長がマツバラの更なる未来を良いものにけん引していくのだと信じます。

 既に村瀬部長からそれぞれの係長に新たなスタイルの進め方が送られています。このブログを読んで、趣旨を理解して臨んで欲しいと思います。世界の中心は、他の誰でもない「あなた自身」なのです。

社長 松原 史尚

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