「製造現場巡回」

「製造現場巡回」

7月20日(木)

 今日はいつもより少しだけ時間をかけて製造の現場を歩いてみました。先ず気が付いたのは、かなりきれいになっているということ。それはそうじをしているのではなく、発生源としての対策が進んでいる感じです。よく見てみると、粉塵発生や砂こぼれの原因になっていた箇所にしっかりと補修をしてくれているのがわかります。その発生源周辺は朝そうじをしても直ぐに汚れてくるポイントでしたが、今は非常にきれいです。そこから人が取るたびに通路への粉塵が移動されるので、そこを通った人たちが工場全体へと汚れを拡げていきました。しかし、こうした発生源対策をすることで、大きな改善になっています。また、こぼれている砂もしっかり循環すれば材料(資源)ですが。このようにこぼれてしまっていては粉塵となり、廃棄物になってしまいます。砂は使い込んでこそ活きてくる資源なので、こうした粉塵発生への対応は砂の性状にも良い効果を徐々にもたらしてくると思われます。

 皆さんの仕事環境が良くなる、そして工場全体が美しくなる。廃棄物(リサイクルしています)が減り、材料費が減り、品質も向上していきます。まだまだ対策できる場所が多くあると聞きます。これほど効果があるのです、ぜひとも速度を上げて対策の展開をして欲しいものです。

 2点目です。今日も本当に暑い日ですが、工場の中に入るとひんやりと涼しく感じます。風の取り込み方なども工夫してくれているようです。また、衝撃を受けたのは扇風機の機能の向上、現状は旧式と新型が混在していますが、要所には新型が配置されています。「新型扇風機」素晴らしい。先ずは。風量が圧倒的に違います。そしてコンパクトで場所を取らない。歩いてみると、まだまだ旧式が多く存在します。特に配湯職場などは歩きながら1400℃を超える取鍋を動かしているのです。この辺りは、積極的に新型を導入するべきだと思います。先ずは、皆さんが安全に働けることが大切です。躊躇なく進めてくれたら良いでしょう。

 皆さん、暑い中今日も本当に有難うございます。奇麗な職場・快適な職場つくりをどんどん進めていってくださいね。

 

社長 松原 史尚

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