「因果応報」

「因果応報」

 9月20日(水)

 因果応報という言葉を聞いてどう感じますか。結果には必ず原因があるということで間違いはありません。しかし、その原因というものがどこにあるかと考えると全てが納得いくものではありません。例えば、交通事故で真後ろから突っ込まれるいわゆる「おかまを掘られた」場合の原因はどこにあるのでしょうか。もちろん事故の責任は100対0で起こした側にあるのですが、多くのケースでむち打ちなどにもなり痛い目を見ます。治療費は出してくれますが、例えば大切な仕事をロスしたり、それにより例えば多額の損失が被ったりしたとしても、こうした機会損失までの補償はされません。何よりも誰も痛みを変わってくれません。いわゆる多大な損失を被る原因はどこにあったのか。

 約500年続く我が家では、こうした話を先代や先々代が伝えてくれています。例えば、ある大学に入学したくて懸命に努力をして勉強をします。その結果、上手く合格できれば良いのですがそうでないことは良くある話です。しかし、この大学に入るために全力で頑張った結果は志望校合格という目指した結果でなくても、その次のレベルの大学に入る結果となり、その基礎学力により第2希望の学校で大きな学びを得ることにつながり目の前の目標は未達でも人生における大きな目標の実現にはつながることは多いものです。この程度のことは解りやすいのですが、例えば「電車の中で席を譲る」「ゴミを拾う」「困っている人を助けてあげる」こうした善行は目の前の結果にはつながらないがいつか必ずどこかで必ず戻ってくるというのが考え方です。それはいつの日か全くわかりません。前述は「おかまを掘られる」という不幸なことでしたが、幸運もその原因がどこにあるのかはわからないことが多いのではないでしょうか。しかし必ず「因果応報」はあり、それは絶対の法則なのだと教わってきたのです。そして今、私自身も確信として「因果応報」を実践しています。「人様に後ろ指をさされるような行動は絶対にするな。幸平に何かをする(得る)のであれば、必ず少しでも損をしておけ。仮に万人が反対に進んでも、明らかに正しいと思う(間違っていると思う)のであれば必ず正しいことは正しい、間違っていることは間違っている(真実と公平を貫け)と主張し、正しい道に行け」色々な言葉で異口同音の話をされてきました。「今だけ、金だけ、自分だけ」そんな行動や言動を目にすることが多い昨今、500年続く家の鉄則「因果応報 善いことをしろ」を真似てみませんか。「500年続く」そこにも必ず原因があるのですから。

 最近、高校の同級生が地元の市長選挙に挑戦しました。この因果応報の原則によれば、まさに大衆が間違った方向に進んだと思います。何よりもそちらに誘導した政治家や各種団体のリーダーの責任は非常に重いと思う。高校卒業、大学卒業、婚姻、出産、様々なタイミングで女性の20%以上がこの街を去っていきます。その結果、国立人口問題研究所の調査では50年後日本の人口は約31%減少するという結論を出していますが、我が街の人口は2022年の国勢調査で約54%減少すると推測されているのです。後にも綴りますが、「人口こそが最大の街のエネルギー」であり、そう考えるのであれば、絶対に進んでいる方向が間違っているし、現状は失政であると断言できるのです。この現状評価を「98点」と評価している市政が誕生しました。また、市民の7割以上が現市政を「とても良い」と評価しているという調査結果も新聞で公表されていました。例えば、人口問題にしてもこうした正しい数字と、その数字が示す未来をしっかりと市民に伝えられていません。都合の悪い事実(真実)には蓋をする。また、大変な物価の高騰の中で、今、公共料金を上げるべきでは絶対にありません。事実、水道料金の値上げを予定していた大垣市は「今公共料金を上げるべきではない」と値上げを先送りした。また、主張した「給食の無償化」岐南町が実施をしています。その結果、明らかな人口増が見られています。こうした話をしたところ、ある人から「母子家庭が増え、程度の悪い子どもが増え教育現場が混乱している」という発言がありました。「先生方が困っている」、もちろんそれは事実かもしれませんが、戦後の日本はどうであったでしょうか。戦災孤児が多く、母子家庭ならまだしも、両親がいない子どもすら多くいた我が国日本は歴史上ない発展を遂げました。「人口とは歴史的に例外なく最大のエネルギー」なのです。先生に以前のような子どもたちを抑える力はないのも現実でしょうが、「スクールポリス」といった制度も良いでしょう。人口こそ最大のエネルギー、対処法など後でいくらでも考えられます。長く、PTAの役員をしてきました、延べ15年本部役員をしてきました。こうしたとんでもないようなやんちゃ坊主に多く会ってきましたが、結果結論、彼ら(彼女)たちはたくましく生きています。社会に大きく貢献しています。一人親方になり社長になっている子もたくさん見ます。むしろ普通な学生生活を送った子どもたちの方が何かで転んだ時に起き上がらないでいるケースが散見されています。(この問題と不登校は違う話であり、現状は不登校児(生徒)への施策も大きな課題があると考えます)大人にとって都合の良い子を増やすという価値観も間違っている気がします。先ずは真実が知らされていない。その上で本当に弱い人への配慮が出来ない。子どもたちの個性を大人の価値観(オートメーションでロボットのように働く子たちを養成してきた日本教育を肯定し続ける)で押さえつける。選挙という結果は大敗でしたが、こうし間違っていることは間違っていると主張したことは必ず誰かの意思となって良い結果につながるはずです。それは、さらに悪い方向に進む時に市民の多くがいち早く気付けるための礎になったかもしれません。いつの日に結果を見ることになるかは判りませんが、「良いと思うことを、信念をもって主張する」ことが出来たことは良かったと思います。

 ということで、「人こそ宝」なのです。私がこうした考え方だからというのが理由ではないと思いますが、わが社には個性あふれる人たちがたくさんいます。入社時には多くの課題を抱えていた人もたくさんいます。時に、それが本人の課題でなく家族の課題で欠勤を繰り返した人もいました。それでも今では大きな会社の戦力になってくれています。外国から日本に来られた人たちもたくさんいます。この外国の人たちは兄弟を紹介してくれたり、子どもを紹介したいと言ってくれたり、家族で働いていてくれる人もたくさんいます。「因果応報 善因善果 悪因悪果」は我が家(わが社)の絶対の原則であり、これからも貫いていきます。

 今日は少し長くなりましたが、最近、「今だけ、金だけ、自分だけ」、こうした政治家や組織のリーダーの姿を見ることが多く、思い切り毒舌をはいてみました。お許しください。

社長 松原 史尚

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