「不易流行」

「不易流行」

10月30日(月)

 今週も始まりました。がんばっていきましょうね。今朝は朝礼当番でした、先週の金曜日にブログで綴ったような内容を話させていただきました。ロシアとウクライナの戦争、国の境界線を武力で変更していくようなことは二度と起こさないと誓った第2次世界大戦以降起きてこなかった悲劇が再び始まってしまった。そのことを痛烈に批判してきた拒否権を有する欧米諸国(アメリカ、フランス、イギリス)が、今度はイスラエル、パレスチナで全く同じことを同じ姿勢を繰り返しています。やっと回復しかけた経済も一気に冷え込みを示しています。拒否権を持たぬその他の国、何よりも世界中の人たちが呆れています。その中でもマツバラは万全な準備をしています。そして、更に歩を進めるために、これから半年3つの戦略を立てて進んでいくことを先週の半期会議で決めています。各職場、その目標達成のために頑張っていきましょう。そんな朝礼をさせていただきました。

 そして、今日は定例のゴミ拾いに出かけています。恐らく、週末に誰かが拾ってくれたのでしょうか、過去に経験ないほどのゴミの少なさでした。嬉しいですね。

 さて、今日のタイトルは「不易流行」、いつまでも変わらぬ普遍的な本質を大切にしつつ、新しい変化を取り入れていく。という意味ですが、昨日母校の150種年記念式典の記念講演会の中で卒業生でもある先輩が話されていたことです。この先輩、世界的な物理学者であり、近未来のノーベル賞候補と呼ばれる方です。研究で求めていくべきことはこの不易流行なのだと。その追及が現在の自身に繋がってきたのだと話されました。このことは研究だけでなく、商売にも同じことが言えると感じています。鋳造という5000年以上続く産業にあって、その中に新しい変化を取り入れていく。その変化とは、絶対にお客様(社会)の「困った」を解決していくことなのです。また、日々の生活の中でも不易流行を取り入れていくことで、このストレス社会を「わくわく社会」にしていけると思います。松尾芭蕉は、日々の暮らしの中に不易流行を感じ、それを俳句にしていったといいます。人生を楽しむことにも大切な考え方でしょうね。

 母校の同窓会、懇親会の司会者さんは同じく卒業生のNHKのアナウンサーさんでした。有料で請け負ったらNGでしょうが、母校への奉仕で無料にてする分には問題ないのだと思います。我が母校、本当に素晴らしい学校です。母校の150周年に向けて、私も個人的に応援団の太鼓と大団旗を送らせていただきました。団旗はありませんでしたが、太鼓は見ることが出来ました。後輩たちの素晴らしい演舞もみられて本当に嬉しくなりました。今から40年ほど前、私が団旗を持つ担当(旗手)であった時に団旗が新調され、鼓手局長であった3年時に太鼓が新調されました。その団旗と太鼓が痛んでおり、新品を使用させていただいた自分が今度は後輩たちに新品を送りました。寄付をさせていただきました。これもご縁と本当に嬉しく思っています。

 さあ、今週も始まります。皆さん、よろしくお願いいたします。

 

社長 松原 史尚

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