「顧問会計事務所による経営研究会に参加してきました」

「顧問会計事務所による経営研究会に参加してきました」

11月24日(木)

昨日になりますが、経営研究会に参加してきました。その冒頭、会計事務所創業者最高顧問の講演を聞かせていただきました。

その中から

「経営計画書の作成は、経営者の最も重要な仕事である」。経営者の最も重要な仕事は「意思決定(決めること)」そして「実行」である。このように感じるようになった背景として、次のようなエピソードが紹介されました。学校を卒業し勤務した会社がその職種では業界のTOP企業であり、社長が同業社団体の会長をを引き受けておられ、その事務局長を最高顧問がされておられました。その業界が時代の流れの中で「不況業種」となりましたが、勤務していた会社は「経営計画書」を作り事業構造を変化させ、事業再生を果たしっていった一方で、多くの同行他社は倒産、廃業というかたちで次々と消えていった。こうした背景から、経営計画書さえしっかりしていれば、どんなピンチにも立ち向かえると実感し、「こうしたピンチに直面する企業を救う会計事務所になりたい」と思うようになり、その思いを経営者に熱く語り続けて、独立をお許しいただいたというものでした。

当社も経営計画書は私が入社した時には既に存在していました。毎年2月にはこの計画の監査が行われ全社員に配布されています。以前は、計画が他に漏れることを恐れてか、管理職以上だけに配布していましたが、5年前から全社員に配布するようにしました。会社は一部の人のものではありません、経営計画書は、経営層の全社員に向けた意思の伝達手段であり、逆に経営計画に対する達成状況を社員全体がチェックできるものでなければならないとも感じています。㊙と書いていたころに比較し、計画の遵守率は非常に高くなりました。先日行われた、ISO内部監査でも、基幹職がこの計画書を基に監査を進めるほどになりました。5年前に目指した姿はほぼ達成できたと感じています。それは、全社員がこの計画書を持ち、進捗を確認し、時に経営層に意見することが出来ること、つまり経営者の社員さんへのコミットメントにもなっているからだと思います。特に、昨年の経営方針書に書いた内容は計画以上に前に進めることが出来たと感じています。

そして、11月再び2023年度の計画作成に向けて全社が動き始める時期がやってきました。最高の年に出来るように良い計画書を作っていきます。先ずは、部門総括表の作成に各部門長さんが取り掛かる時期です。部門長さん、よろしくお願いいたしますね。

社長 松原 史尚

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