「おそうじパワーアップ活動」

「おそうじパワーアップ活動」

3月20日(月)

 毎月第3月曜日はそうじ活動の日、本年度からどれほど忙しい時であっても、必ず1日は生産を止めて、先ずは朝一から全職場、そうじから始めます。

 そうじを経営の根幹に置いているということはブログの中でも以前から何度か紹介させていただいたことがあると思います。

 言うまでもありませんが、そうじこそが安全、品質、そして生産性の全ての基本になるからです。

 災害にしろ、品質異常にしろ、トラブルによる停止にしろ、必ずどこかに異常があって起きます。この異常が、きれいに整っている職場であれば見つけやすいのです。

 私の週1回のゴミ拾い活動は、今年の7月で20年の節目になります。私の社長歴はまだ10年と少しで、決して優秀であるとはいえませんが社長力のなかで最も必要なことは「気づきの力」だと思っています。「ごみ拾い」は道路に異物が存在する活動であり、長く続けると、その異物に気づく力が養われてきます。この異物(異常)に気づく力の源がゴミ拾いなのです。当社でそうじの達人たちが会社の中で大きく成長していき、会社の中核となって働いてくれているのもこの気づきの力だと思います。

 今日は昼過ぎに行われるリーダーミーティングの中で、この「異常」ということについて話をさせていただきました。あまりに職場が汚れている、しかしその汚れが常に汚れているとするならば、たまにそうじをしてきれいになった時こそが、常(いつも)と異なる異常になってしまうのです。つまり、汚れていることが正常でなく、汚れてることが異常になる。先ずは、その価値観を持たねばならないのと、汚れていない状態を先ずは全力で造り、その状態を徹底して維持することが重要なのです。先ずは、異常の価値観をしっかりと持つ。

 写真は、1月に訪問してきたタイの工場の「砂処理」職場です。砂処理とは鋳造工場の中でも一番過酷な職場と言っても過言でない職場です。この職場が、これほど奇麗であれば、事故も故障も品質不具合も起きません。以前にもお話ししましたが、この会社は自動車のマニホールドを造ったら世界一の技術ある会社だと私は思っています。このマニホールドは本当に技術が要ります。そのマニホールドを驚きの良品率で完成させていく。「全ての基本はおそうじ」を正に象徴していると思います。

 汚れていることが「異常」、その感覚を常に持つように、来期の重点方針の一つに「白のユニフォームが似合う職場の再構築」と入れました。ユニフォームが汚れることが当然でなく、異常となるような職場にして欲しいという願いです。

 さあ、今週も始まります。皆さんも素晴らしい一週間にしてください。明日のメキシコ戦の必勝を期して。

社長 松原 史尚

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