「技能実習生派遣元との会食」

「技能実習生派遣元との会食」

11月22日(火)

昨日になりますが、フィリピンの技能実習生の派遣元の社長様ご一家さんと食事をさせていただきました。様々な夕食先の提案をさせていただいたのですが、選択されたのは焼き鳥屋さん。フィリピンでは、日本料理として焼き鳥は著名で「焼き鳥」という言葉がそのまま通じたほどです。また「手羽先」は名古屋エリアではソウルフードですが、海外では「チキンウィング」として様々な料理法で広く食べられるものです。その上で、名古屋の手羽先について説明をさせていただいたき、「ここの手羽先は今年の手羽先サミットでチャンピョンになっている店です」と紹介させていただきました。ということでいつも大変お世話になっています森社長のお店で食事をさせていただきました。

実習生を派遣することをビジネスとして捉えているのでなく、プレッシー社長は派遣する人たちが本当に幸せになれるのかという視線で仕事を捉えられていることに深く共感をしました。

こうした観点が強いからなのか、先ずは私という人間を見極められたのか不思議と最初はあまり話が進みませんでした。12月の私のマニラ訪問の話から「マニラは過去に何度訪問されたことがありますか」との質問となり「数えきれないほど訪問しています」と答え、2004年からスモーキーマウンテンを支援してきたこと、フェアトレードの活動を進めるために教会に12台のパソコンを寄付し、生産者と消費者を直接つなぐ活動の支援をしてきたこと、最近では学校にウォシュレット付きのトイレを寄付する活動にも参画してきたことなどを伝えると、そこから一気に話に花が咲き始めました。社長には、金曜日に会社に来ていただくことになりました。その時には、会社にたくさんいるフィリピン出身の社員さんにも会社の紹介をしてもらおうと考えています。

プレッシー社長が感じられているように、実習生という存在を労働者として扱ってきたこと、また我々日本人が快楽としてアジアの国々で行動してきた全ての行いのツケを払わされる日がどんどん迫っている気がします。因果応報、自業自得、こうした言葉の意味を嫌というほど痛感させられる時は遠からずやってくるのでしょう。「人を大切にする」そこに性別も人種も老若も関係のない本物のダイバーシティを当社は目指していきます。その行動はSDGs達成に向けた大きな一助になっていくものと感じさせられました。むしろこうした理念が共有でいる人と繋がれることに大きな感動を得ることが出来ました。素敵な会食になりました、プレッシー社長金曜日お待ちしております。

社長 松原 史尚

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